こなさんみんばんわ。
これは Jeffrey Francesco Advent Calendar 2024 12 日目の記事じゃけぇ。

あっちなみに僕小学校低学年くらいまでは普通に野球見てて広島カープファンでした。別にどうでもいいですね😇

さて、先週木曜日にこちらで Spotify まとめの話を書きましたのでお分かりいただけるとは思いますが、僕は普段音楽を聴くのに Spotify を使っています。Premium ユーザーなので毎月 980 円せっせと課金しております。

じゃあそれですべての音楽を聴いてるのかというと違いまして、僕は長年の Mac ユーザーでもあるので同時に Apple Music も使ってるんですね。こちらは Apple One に含まれるいちサービスとしまして月 1,200 円課金しています。

で、こういう話をすると普通の人にはいやいや、どっちでもほぼ同じ音楽聴けるんだからそんな 2 つともに毎月課金してるのって無駄じゃない? もったいなくない? お金の計算でけへんの? アホちゃう?…みたいなひどい言われようをする訳です😭

しかしですね、実はこうなったのにはちゃんと理由がありまして、それにちゃんと場面に応じて 2 つのサービスを使い分けているのですね。

という訳で、本日は僕が Spotify と Apple Music の両方を使うことになったいきさつと、その 2 つをどう使い分けているかについてお話いたします。

Spotify と Apple Music 両使いになるまでの軌跡

そもそも iTunes Match をずっと使っていた

iTunes Match という、ローカルに持っている Mac の音楽ファイルを iTunes からクラウドにアップロードして iPhone などでも聴けるようにするサービスが(いちおう今も)あります。それまでは iPhone などと Mac をケーブルでつないで音楽ライブラリを同期させていたのが、iTunes Match のおかげでクラウド経由で同期できるようになったんですね。

特長としては、もしローカルに持っているのが低いビットレートのファイルだったとしても、その曲が iTunes Store で配信されているものであればクラウドにアップされた時点で 256Kbps AAC の iTunes Plus のファイルに置き換えてくれるということが挙げられます。つまり、アップロード後に元々あった低ビットレートのファイルを削除してクラウドからダウンロードし直すことで、手持ちの音楽ファイルを高品質なものにアップグレードできる訳です。

しかもそのファイルは DRM フリーなので、難しいことを考えなくても他のデバイスにただコピーするだけで再生できますし、バックアップも簡単。料金は 1 年間で 3,980 円だったと記憶しております。

僕は長いこと…それこそ iTunes が登場した最初期からずっと iTunes で手持ちの CD をリッピングして音楽ライブラリを構築してたので、ビットレート低めの1 MP3 とかで持ってた音楽ファイルが山のようにありましたから、また全部リッピングし直さなくてもファイルを高品質にアップグレードできるなんてありがたいに決まってるじゃないですか。もちろん早い段階で iTunes Match を契約し、ずっと使い続けてました。

そろそろストリーミングかな…という時代になりましたが

それから時は流れ、ストリーミング配信の Apple Music が登場します。この Apple Music はストリーミングだけじゃなくて iTunes Match とほぼ同等の機能が含まれるんですが、大きな違いはクラウドからダウンロードできるファイルが DRM 付きなこと

まぁこれは月額課金のサービスなので、課金が切れたら聴けないようにしておくよ…ということなのでしょうが、当時はまだまだ CD 買ってリッピングすることもたまにあったので、やっぱりそれじゃメリットないよね、と。

あと、この Apple Music の 1 年くらいには Spotify が日本でサービス開始となるんですが、まだこの頃って僕はストリーミングにちょっと懐疑的だったんですよね。それに日本の曲はまだまだストリーミングでは聴けないものも多かったですし…なので、安易に飛びつかないで様子を見ようって気も少しあったような気がします。

そのようなこともあって、まだまだ自分の中では音源は買うもので、iTunes Match も継続という選択肢しかなかったです。

Spotify Free を使ってみる → 楽しい → Premiun へ

2017〜2018 年くらいから日本のロックやポップスをけっこう聴き漁るようになりました。それまで基本的に(自分の演奏する)オルガン・ジャズばかりを聴いてた時期が長かったので、浦島太郎状態だったのもあって知識が全然なかったんですが、そのぶん古いものから新しいものまですべてが新鮮に感じられて、とても聴くのが楽しかったんですよね。

最初は YouTube に上がってる MV を見ることが多かったんですが、そのうち音しか聴かないのに YouTube ってのもなぁ…と思い始めて、それで思い出したのが Spotify。無料プランがあったので、とりあえず使ってみようかな、と。この頃には日本の音楽もけっこう聴けるようになってた、というのもあります。

で、使ってみるとこれがけっこう楽しかったんですね。いわゆるレコメンドの仕組みが充実してて、いま聴いてる音楽に似ている曲とかアーティストをおすすめしてくれるので、新しい発見が次々にある。オルガン・ジャズ関係も聴いてみると、それこそ名前も知らないようなスウェーデンやオーストリアのオルガン奏者をおすすめされたり😆

あーこれは時代がこっちに流れてくるのもうなずけるわ、音楽の聴き方が変わるもんな…という気分でしたね。半年くらいは無料のままでしたけど、結局年明けくらい(2019 年)から Premium に移行しました。この頃にはもうストリーミングにはまったく抵抗なくなってましたね。

Apple TV+ と「テッド・ラッソ」そして Apple One

そのうち Apple TV+ というのが始まりまして、その無料版でちょっとさわりだけ見たテッド・ラッソ: 破天荒コーチがゆくが何かめっちゃ面白そうだったので、Apple TV+ を契約しようかな? とちょっと思ったんですね。でも当時で月額 600 円くらいしたので、そこまで使うかなぁ…と思って躊躇してました。

そうしていると次には Apple One というのが出てきました…Music, TV+, Arcade に 50 GB の iCloud ストレージ、全部入りで当時 1,100 円。当然個別に契約するよりも安い。そうなると色々計算し始める訳です。

で、ここで先ほどの iTunes Match が再登場です。DRM が付くか付かないかの違いはあれど、iTunes Match とほぼ同等の機能が Apple Music にも含まれる訳ですから、無理に両方を契約しておく必要ない。となると、

  1. Apple TV+ と iCloud ストレージ 50GB を個別契約し、iTunes Match も継続する
  2. Apple One を契約して、iTunes Match を解約

の 2 パターンが考えられます。で、それぞれの料金を計算してみたところ、2. の方が若干高くはなったんですけど、その差は年間で 800 円程度だったと思います。月換算で缶ジュース 1 本分にもならない訳で、ああこれは誤差の範囲内だ…となり、2. の方向でいくことに決定! ちょうど iTunes Match の期限が切れるタイミング(確か 8 月)で解約し、Apple One を契約したのでした。

かくして僕は Spotify Premium と Apple Music の両方が使えるようになり、現在に至ります。

さて、その 2 つの使い分けは? どうしてるの?

はい、それを今からご説明いたします…といこうとしたんですが、ここまでの歴史を話すだけでかなり文章量が長くなってしまいまして😱

画像も全然ないし、このまま続けても誰も読んでくれないんじゃないやろか? と思いましたので、続きは明日! …ということにさせていただこうかと思います。あと、疲れたのもあります😭

そんな訳で、明日 12 月 13 日は続編です。期待して待て!

  1. 昔話なので、具体的にビットレートがいくつだったかはもう忘れてしまいました😭 その当時の iTunes のリッピング設定そのままだったとは思います。