このサイトの管理に使っている Jekyll を v2.5.1 から v3.4.1 に上げた。警告がでるとかビルドがエラーで止まるとかいう深刻なトラブルには遭遇しなかったけど、今までの設定そのままだとビルド結果にいくつか差が生じたので、そこだけ修正した。
具体的には _config.yml を次の 3 ヶ所書き換えた。主に(ていうか全部)kramdown に関するもの。差分を置いておく。
- GFM パーサがデフォルトになったので、設定ファイルからは削除
hard_wrap: false
がデフォルトなのを true に変更enable_coderay: false
をsyntax_highlight: nil
に変更1
あとは消し忘れていた jekyll-assets 関連の設定を消したり、プラグインの gem もちゃんとバージョン指定するようにしてみたり。いうまでもないが以上は「オレの設定はこう変更する必要があった」ってだけの話で「こうすれば誰もが何もかもをすべて解決できる」という話ではない。
ところで、さっそくインクリメンタル・ビルドを試してみたのだけど、有効にしても無効にしても大して変化がない。そういえば .jekyll-metadata ってファイルが生成されるはずだけど、どこにも見つからない。おかしいな…と思って調べてみると、どうやら現バージョンの jekyll-archives (v2.1.1) とは互換性がなく、これを入れていると無効になるっぽい。残念。
GitHub にある最新版では fix されているようなので、それを入れれば試せるのだけど、そこまでするのは(のちのち)面倒なので、ちゃんとリリースされてからあらためて試すことにする。まあアップグレードだけでも今までに比べればビルド速度は断然速くなったので、当面はこれで十分かな。
-
シンタックス・ハイライトは JS でやるので無効にしているのだが、最近の kramdown ではこっちでコントロールするようだ。 ↩