こなさんみんばんわ。
これは Jeffrey Francesco Advent Calendar 2024 14 日目の記事やねん。
「〜やねん」といえばやっぱり「V やねん!」ですかね(あかん
ところでこのサイトだけの傾向なのかもしれませんが、土日祝日って検索流入は平日に比べるとガクッと減るし、ブログ書いてもあんまり読まれんのですよね。真面目な話を熱く語っても徒労に終わることが多いのです…だからあんまり労力を使いたくない😅
そんな感じなので、なるべく簡単に書ける軽い話題にしたいと思いまして、今週と来週の土曜日は僕の音楽ライブラリと Spotify のお気に入り登録の中から、何らかのテーマに沿ったアーティストやバンド、グループをいくつかピックアップして紹介する日にしてみました。
という訳でまずは本日ですが、ここはやっぱり僕らしいテーマで…ということで、ハモンドオルガンが活躍するオルガン・インスト系アーティスト & グループの中でも、まぁ世間一般的には知られていないだろうな、もしかするとハモンドオルガン好きでも知ってる人は少数では? と思われる人たちを 3 組ピックアップしてみました。
なお「知られていないだろう」というのは単なる僕個人の感覚からした想像なので、もしそんなん全部知ってるわ! という方がいらしたら申し訳ないです…😭
Raphael Wressnig
一昨日のブログで「Spotify でオルガン・ジャズをいくつか聴いてたら名前も知らないようなスウェーデンやオーストリアのオルガン奏者をおすすめされた」という話を書いたんですが、その「オーストリアのオルガン奏者」というのが、実はこの Raphael Wressnig でして。
2002 年以降もう今年で 20 枚近くのアルバムを出してるようなので、超ベテランですね。過去には DownBeat 誌の Best Organ Player of the Year に何度もノミネートされているようです。
楽曲を聴いていただければお分かりいただけるかと思いますが、どっぷりジャズというよりはファンクやソウル、ブルース系の演奏を得意とするオルガン奏者です。その辺りはアルバム Soul Gumbo をニューオーリンズで録音したことや、Chicken Burrito ではファンク・ドラマー・レジェンドの James Gadson をフィーチャーしたことなどからもうかがい知れますかね。
The Nightcrawlers
実は古いのから新しいのまで同じ名前のバンドがいっぱいあってややこしいのですが、これは Jessie Cahill というカナダのオルガン奏者…ではなくてジャズ・ドラマー🤣 のリーダー・バンドです。ちなみにオルガンは Cahill と同じくカナダ出身のマルチ・キーボーディスト、Chris Gestrin という方がずっと担当しています。
編成はいわゆる OGD トリオに、サックスやコンガのプレイヤーが加わるスタイル。その編成から想像されるとおり、楽曲も 1960 年代あたりのクラシックなソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズといった趣のものが多いですね。
☝️ もう一曲、これはジャズ寄りの楽曲。このようにジャズとソウルを自在に行ったり来たりするんだけど、芯というか根っこの部分はちょっとジャズ寄りとでも言いましょうか…上手く表現できませんがそんな感じです。
Parlor Greens
2024 年 7 月にファースト・アルバムをリリースしたばかりの新人バンドです🤣 いや、新しいバンドなのは間違いないですが、そのメンバーはというと、
- ボストンのブルース・バンド GA-20 の元ドラマー Tim Carman
- こちらも僕のお気に入りグループのひとつ、Delvon Lamarr Organ Trio のギタリストでもある Jimmy James
- これまた僕の大好きだったバンド、The Sugarman 3 でオルガンを弾いていた Adam Scone
と、その実力については折り紙付き、百戦錬磨の強者ばかり。もう知ってる人から見れは ウヒョー!!😆 みたいになる面々やないかと思うんですよ。
先に埋め込んだ動画は KEXP でのライブ・パフォーマンス + インタビューですが、動画をご覧いただければ分かるとおり、その楽曲はまたまたこれも僕の大好きな 1970 年代のバンド Funk Inc. あたりを彷彿とさせる、オールド・スクールなジャズ・ファンク。ていうか「ああ、このメンバーならこういう音が出てくるだろうな…」と思ってたらまさに思ったとおりのやつが出てきたわ! みたいな🤣
とにかく何から何まで僕好みです。ああ、こんなバンドを俺はやりたい(願望)
そんな訳で
今日は僕のお気に入りの中から、あんまり知られてなさそうなオルガン・インスト系のアーティスト & グループを 3 組ご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか? 全部知ってた! という方がどれくらいいるか、その辺知りたさはちょっとありますね。
まぁでも、こういった世界中の色々なアーティストの楽曲を知られるようになったのって、まさにストリーミングの時代になって変わったところではありますよね。
昔はそれこそ自分から必死で情報取りに行かないと多くのアーティストには出会えなかったし、出会えたとしても限られた予算の中でしか音源も買えないしライブにも行けないし、そんなに何でもかんでも自由に気軽に聴けるような時代じゃなかった訳ですよ…特にわたいらみたいな貧乏人(上方落語的な表現)にはね。
それが今では音楽を聴けば聴くほど、その趣味趣向をせっせと学習しては世界中からおすすめを探してきて、向こうから次々に持ってきてくれる訳です。功罪は色々とあるのかもしれませんが、それでも僕はいい時代になったものだなぁと思います。
…ていうかおかしいな、簡単に書ける話題にしたつもりなのに、気が付けばまた日付が変わりそうな時間になってるやんか😭