こなさんみんばんわ。
これは Jeffrey Francesco Advent Calendar 2024 20 日目の記事でがんす。
がんすといえばウォーでがんすの狼男でがんす。そういえば昨日のやつも、あれは妖怪ウォッチのコマさんだったといえなくもないずら。ちょっとコンセプトがズレてきたような…
まぁそんなことはどうでもいいので本題に移ります。先週は木金と連続で同じ話題をするハメになったので飛ばしてしまいましたが、当初予定では金曜日は自宅でずっと使っている機材の話をする曜日にしようと思ってたんですね。そんな訳で、今週は予定どおりに機材話をしようと思います…まぁいうても今週で最終回なんですけどね😅
今回取り上げるのはこの機材
こちらは ALLEN & HEATH というイギリスの老舗ミキサー・ブランドが出している ZEDi-10 というコンパクトな 10 チャンネルのオーディオ・ミキサーです。とはいっても単なるミキサーではなくて、実は 4 イン 4 アウト・24bit / 96KHz の USB オーディオ・インターフェイス(以下、オーディオ IF)でもあります。
購入は 2020 年の 4 月…そうです、新型コロナで色々とパニックだった時期です😱 そんな折、仲間内で NETDUETTO(当時)でちょっと色々実験してみようよって話になり、色々な機材と一緒に購入したものです。ちなみに当時の価格は 22,800 円でしたが、今はだいぶ値段が上がってるようで…と思ってたら、また値下げされて当時の価格にちょっと近づいてた😆
本日は機能的なことや音質がどうかみたいな話がしたい訳ではないので、詳しい機能説明やスペックなどは割愛いたします。気になる方は輸入元であるヒビノインターサウンドさんの製品紹介ページか 👇 のサウンドハウスさんの販売ページ(広告リンク)にてご確認ください。
ZEDi-10 を買った理由
で、これを買おうと思った理由なんですが、実をいうと本当は MOTU の M4 が欲しかったんですよ…😅 でも M4 って発売開始直後から音のよさが絶賛されて超人気機種になり、当時は買おうにも全然在庫がなかったんです。さらには新型コロナで物流は止まってて、次の入荷もいつになるかまったく分からないよ、と。
他のオーディオ IF、例えば Focusrite の Scarlett 4i4(この当時はたしか gen.3 だったか)あたりも考えたのですが、当時はまだ M4 への想いを捨てきれておらず😅 いつかまた在庫が潤沢になったその時には…とか思ってましたので、そうなった時に今買ったものが無駄になるのも嫌だなぁ、と。
そんな時に色々調べてるうちに見つけたのがこの ZEDi-10 で。オーディオ IF としてのスペックは自分くらいのレベルには十分満足できるものでしたし、何よりいつか M4 を買った時にもつぶしが利くというか😅 まぁミキサーですから色々と用途が考えられますよね…なので、今後も無駄になることはないだろうと思いまして、購入するに至りました。
それから約 4 年半…ZEDi-10 を今も使い続ける理由
それから時は過ぎ、世の中はアフター・コロナとなりすっかりその落ち着きを取り戻し…まぁなんやかんやで約 4 年半が経過した訳ですが😅 その間に MOTU M4 の流通は復活し、今ではいつでも買える状態にあります。
では僕は果たしてその後 M4 を購入したのでしょうか? というと、実は今も変わらずこの ZEDi-10 を使い続けております。あれだけ欲しがってたのにどうしたんや…と思われるかもしれませんが、まぁ色々理由がありまして、この 4 年半の間にちょっと心変わりしてしまったんですよ。
理由 (1) M4 は相次ぐ価格改定で 3 万円台 → 4 万円台後半に
その理由としましては、ひとつは値上げですね。発売当初は確か 3 万円台で買えたのが、新型コロナでの物流の混乱、コロナ後の米国のインフレ、はたまた円安などの事情1もあって、現在は 47,960 円…4 割近く値上がりしていまいました(´・_・`)
お金持ちならこれくらいの差額は気にせず買えるんでしょうけどね…
理由 (2) 新 OS 対応のドライバー・アップデート遅すぎ問題
理由としてもっと大きな問題が実はこっちです。とにかく MOTU は macOS のアップグレードに追従しての各種アップデートが遅い!! 僕は以前に他の MOTU オーディオ IF を使ってた時期や Digital Performer がメインの DAW ソフトだった時期があるのですが、その当時からこれは感じておりまして、慢性的な問題なのだと思っています。
今回も macOS Sonoma にアップグレードした後くらいに、実はそろそろ購入しようかと思って OS 対応状況のページをずっとチェックしてたんですが、何ヶ月経っても一向に「アップデートをお控えください」から変化しない…たぶん半年くらいそのままだった気がします。そんな状況だったので、途中であーもうええわ! もう当面 ZEDi-10 のままでいい!! ってなってキレました…😇
僕がプロもしくは大金持ちで DAW 専用パソコンを別に持っておけるなら、そっちだけ OS アップグレードせずに置いておくという方法も取れますが、ごく普通の貧乏人なんでそんな訳にはいかんですし、セキュリティとかを考えるといつまでもアップグレードを控えるという選択肢はできれば取りたくないので、ちょっと困ってしまいますね。
今後も同じような状況が発生することは十分考えられますから、なんとかしてほしいものです。
理由 (3) ZEDi-10 は USB Audio Class コンプライアントである
対して ZEDi-10 は USB Audio Class(おそらく 2.0)準拠なので専用ドライバーなんて不要。いわゆるプラグアンドプレイですぐ使えますから、OS のアップグレードがどうとか考える必要ありません。もし使えなければそれは OS が悪いということになりますが、それは OS のバグということですから、アップデートですぐに対応されることも期待できますよね。
心配ごとが少ないということはトラブルも少ないだろうと考えられますし、そういった機材を使い続けるのは合理的な判断ではないかと思います。それなら無理に買い替える必要はないでしょう、ってなりました。
以上、そんなあたりが僕が今も ZEDi-10 を使い続けている理由です。
そんな訳で
本日は「とりあえずこれで」くらいの気分で購入した ALLEN & HEATH のミキサー兼オーディオ IF である ZEDi-10 を、今になっても使い続けている理由を書いてみました。
機能的にここがもうちょっとこうなれば…という部分もあるにはあるんですが、とりあえず現状の使い方では特に不満も感じてないので、今後例えば機材が増えてきて入力チャンネルが足らないよ! 助けてドラえも〜ん! というような状況にでもならない限りは、当面 ZEDi-10 を使い続けるのだと思います。
そして今後もドライバーの問題とかの心配をする必要がないのなら、もう USB Audio Class コンプライアントの IF だけ使ってればよくね? くらいに僕はすでに思ってたりします。なので、おそらく次もそういう方向でオーディオ IF 選びをするんではないでしょうかね。知らんけど。
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こんな認識で合ってるはず。涙 ↩