こなさんみんばんわ。
これは Jeffrey Francesco Advent Calendar 2024 21 日目の記事でおじゃる。

…もはや方言ですらないでおじゃる。涙 こうなったら最後までこういう方向性で行くでおじゃる。

ところで本日は、今年の年末ジャンボ宝くじが買える最後の日でしたね。
という訳で、お昼に買いました。

本日購入した宝くじはこれだけです

年末ジャンボと年末ジャンボミニをそれぞれ 1 枚ずつ、計 2 枚です。まぁそもそも僕は宝くじをめったに買わない人間なんですが、時折ちょっと運試しに買ってみようかなぁと思うことがありまして。ですが、そういう場合でもこのように 1 種類のくじにつき 1 枚だけと決めております

…という話をすると「えーそんなん当たる確率めっちゃ低いやん、せめて 10 枚とか買ったらええのに、アホちゃう?」…と、これまたひどい言われようをする訳です😭

という訳で、本日はこのような考え方に至った理由を書いておきます。

そもそも:なぜ宝くじをめったに買わないか

理由は簡単、計算上は確実に損するからです。

だって宝くじの還元率は法律(当せん金付証票法第五条)で決められていて、50% を超えることは絶対にないですからね。1 枚 300 円のくじを買ったら 150 円未満しか帰ってこない計算です。

いくら 1 等 7 億円やぞ? 一獲千金や! といったところで、その確率はわずか 2,000 万分の 1(年末ジャンボの場合)ですから、大半の人は一生当たることがないはずです。そんな確実性のない当選金に変に期待するだけ無駄ですから、基本的には払ったお金の半分はドブに捨てる…というと語弊があるので😅 公共事業に寄付をするという言い方にしておきますが、とにかく最初から返ってこないものとして考えておくのが大人というものでしょう。

…というと、これまた確実に「いやーでもだからといって買わんかったら 7 億当たる確率は 0 や、たとえ確率が低くても買えば 7 億のチャンスがあるんやぞ、ちょっとは夢見てもええやんか」みたいな返しをされるんですよ。ええ、その通りです。だから時々買いますよ、1 枚だけ。

夢を買うとか運試しだったら 1 枚で十分

「宝くじは買わな当たらん! 夢を買うんや、運試しや」という方はよくいらっしゃいますが、そう言いつつ毎回何十枚も買ってる方がいらっしゃいます。逆にそんな方に問いたいのですが、なぜ何十枚も買うんでしょう? もちろんその答えは、たくさん買えば当たる確率が高まるからですよね。

でもちょっと考えてみてください。当たる確率を上げるために何十枚と買うということは、それってもう宝くじを当てにいってるんと違うんですかね? 複数枚買うって時点でもう本当の意味での運試しからはかけ離れていってるというか、言ってることとやってることが矛盾してるんと違う? とか僕は思うのですが、どうでしょう。

例えば初詣に行って、いくら一年間幸せでいたいからっていうても大吉が出るまで何十回とおみくじ引いたりしないでしょう?😅 大抵は 1 回引いて「あー吉だー」「凶かよー」でおしまいのはずで、その結果を受け入れてじゃあ今年はこう過ごすかーみたいなことを考えると思うんですよね。それと一緒だと思えば、運なんて 1 枚で十分判断できます。

だいたい、本当にめちゃくちゃ運がよければ、たった 1 枚買ったその宝くじが当たるはずですからね。本当に運試しのためならあえて何十枚も買う必要なんて、実はそんなにないと思います。

買えば買うほど返ってこないお金は増える

先ほども書いたとおり、宝くじの還元率が 50% を超えることはなく、出したお金の半分は返ってこない計算です。宝くじを何枚も買うということはその分出費がかさむということですし、それは当然返ってこないお金もかさむということでもあります。

例えば 3,000 円使って連番で 10 枚買えば必ず 300 円は返ってきますが、逆にいえばそれ以外に何も当たらなければ残りの 2,700 円は返ってこない訳ですよ。対して 300 円で 1 枚買ってそれが当たらなかったところで、返ってこないお金は 300 円です。どちらが手元に残るお金が多いかは、小学生でも分かる問題ではないかと。

同じお金を使うならよりリターンの見込める使い方がある

宝くじ当選者は一度にくじを何枚買っているか? というデータがあります。おおむね 10〜30 枚くらいの方が多いようですが、中には 100 枚以上とか買ってる方も 1 割程度いらっしゃるようです。まぁ当選してない方もだいたい同じくらいの割合ではないかと想像します。

さて、宝くじを 100 枚買うと使うお金は 3 万円です。それだけ使って高額当選すれば万々歳ですが、何度もいうように還元率は 50% 未満。半分(まぁ大概はそれ以上でしょう)は戻ってこない計算です。

それを考えると、宝くじに毎回 3 万円も使うくらいだったら、僕ならそのお金で NISA でインデックス・ファンドでも買いますね。だってその方が宝くじよりリターンを得られる確率が高いですから。もちろん一時的に 2〜3 割ほど元本割れするようなこともありますが(経験者😭)長い目で見れば年利 5% 前後のリターンが得られることは歴史が証明済です。計算上は確実に元本割れする宝くじよりよっぽどましやと思います。

以上をまとめますと

  • 本当にただ運試しがしたいだけなら、1 枚で十分に試せるよね
  • 還元率が 50% 切る以上、そもそも複数枚買う行為は無駄でしかないね
  • 同じ何万円も使うなら、もっとリターンが見込めるましな使い方があるよね

以上を考慮した結果、僕の中では「宝くじは運試し、買うなら 1 枚でいい、金はもっと他のことに使え」という結論になったという訳です。

そんな訳で

本日は僕が宝くじを買わない理由、買ったとしても 1 枚で十分だと思っている理由を書いてみました。だから別に当たる確率なんて低くていいんですよ、単なる運試しなんですから。

まぁ当然これを読んでも「いやいや俺はこれからも宝くじを毎回 100 枚買い続けるんや!」とおっしゃる方はいるとは思いますが、その場合もやっぱり心の余裕は持ってほしいですね。宝くじに 3 万円使ったら「あー今年も世の中の公共事業のために 1 万ちょっとの寄付をしたんだな、とてもいいことをした」とか思っていれば、たとえ少ししか戻ってこなかったとしても清々しい気持ちでいられるんじゃないでしょうか。知らんけど

えっなに? 年末ジャンボなんか音楽に全然関係ないって? 7 億当たったらその金で楽器とか買うかもしれへんやろ!(逆ギレ😭