こなさんみんばんわ。
昨日の記事で明日は休むと宣言したな。あれは嘘だ。

デデッデッデデッ…(それコマンドーじゃなくてターミネーターな)

という訳で、昨日までアドベントカレンダーということでずっと連続してブログを書いてきましたが、さすがに 25 日間も休まず書き続けてますと、今のこの Web サイトに不足している部分や逆にこれ無駄かもな…という部分が見えてもくるというものです。

で、やりながら色々改善点を考えたりしてたのですが、それならもう問題意識があるうちにさっさと手を入れて潰してしまおう! となりまして。ついでに改修したところの解説やそう考えるに至った経緯などをネタにすれば、まだまだ記事も書き続けられそうやし! と。

ということで、ここから数日はそういった改修作業をやりつつ、それに関する記事を書いてアウトプットしていく予定です。まぁたまにはそのラインから外れた記事もアップするかもしれませんが…😅

そんな訳で、記事へのタグ付けをやめました

Explore ページに存在したタグ一覧のスクリーンショット

このサイトでは今まで、各記事はカテゴリーではなくタグによる分類をしていました。そして各記事のページ・ヘッダー(のタイトル下)にはその記事に付けられたタグの一覧、また Explore ページには全タグの一覧があり、それらのリンクから各タグ別のアーカイブ・ページへ移動すると、同じタグの付いた記事が見られるという仕組みになっていました

ですが、最近色々と思うところが出てきまして、考えた結果もう思い切ってこの仕組みを全部削ってみましたよ、というのが本日のお話です。

記事のタグ付けと、タグ別アーカイブ・ページの生成をやめた理由

という訳で、ここからはその理由を書いていきたいと思います。

その前に、そもそもなぜタグ分類になったかの話

それはこの Web サイトが元はといえば Blosxom という CGI プログラムで生成されていたというのが一番の大きな理由です。Blosxom はファイル階層をそのままカテゴリーとして扱うので、ひとつの記事を複数カテゴリーに入れるのが基本的に不可能だったんですね。

階層を深くすれば複数カテゴリーに属するように見せることは可能でしたが、そうするとカテゴリーに親子関係が生じてしまい、それは僕の意図するところではなかったので不採用。残されたのはもうプラグインを入れてタグ付けによる分類を行うくらいでした。

要するに、そもそもタグの導入はプログラムの事情によるものでして、実はあんまり深く考えずに導入してたということです。いいのかそれで😅 …と今となっては思いますが、もう過ぎたことは仕方がないですね。

その後サイト生成プログラムは Blosxom から Jekyll へと変更しましたが、過去にタグ付けした記事のデータをそのまま変換して引き継いだので、そこから後も同様にタグ付けによる分類をしている…というのが、大まかな歴史です。

…と、歴史をひも解いたところで、本題のタグ付けをやめた理由です。

理由 (1) そもそもタグ付けのルールが全然定まっていない

もちろん、ある程度よく書く内容のもの…ウチでいえばライブ告知みたいな記事であれば、だいたいどういったタグを入れるというのは何となく決めているし、忘れても古いのを見返せばおおむね分かる😅
ですが、そうじゃない記事に関しては実は毎回適当だったり、思いつきで付けてたりするんです。

そんな感じなので、そもそも付けられたタグでしっかり分類ができているかといえば実は微妙なところで、実際にタグ別アーカイブのページを見てみても「うーん本当にこれ関連性あるかな…」と思うような記事が並んでいるのがいっぱいあるような状況でした。

あとタグの命名ルールもあいまいで、例えば複数単語でひとつのモノみたいな場合に、単語ごとに 2 つや 3 つのタグを付けるのか、それとも繋げてひとつのタグにするのか、繋げるならハイフン繋ぎかアンダースコアかはたまたスペースすら入れないか etc. みたいなのも毎回バラバラなんですね。自分でやってても統一感がないし、気持ち悪いよなぁ…と思います😅

ということで、やり続けるならどこかできっちりとした運用ルールを設定しないといけないし、それが無理ならやめた方がいいだろうな、とはずっと思ってまして。で、それ以外の事情とかも含めて考えた結果、もうやめよう…となった訳です。

理由 (2) 見にきてくれた人が活用している形跡もそれほどない

タグ別アーカイブの各ページへのアクセスって、実はほとんどないんです。ここ 1 年間のアクセス数を見てみましたが、すべてのタグ別ページを合わせても全 PV の 1.2% 程度しかないので、ほぼ見られてない訳です。要するに全然活用されていない😭

(1) で書いたような状況もあって、実際にタグ別アーカイブをご覧になった方にも「役に立たんなー」とか思われてるような気がしますし、そんなに活用されてないのであれば、もうなくても一緒かな…ってなりました。

理由 (3) 質の低いページを量産してる…と判断される可能性

タグ付けルールもないし、どのタグを付けるかも毎回バラバラなので、タグによって属する記事量の差がものすごく激しいんですね。先に貼ったスクリーンショット画像でも確認できるかと思いますが、記事数 1 とか 2 のタグが山のようにある訳です。それにこのサイトのアーカイブ・ページは基本タイトルと日付だけのリストですし、バラバラとは言いつつも似たような題材のページには似たようなタグを付ける傾向が基本的には高い。

で、以上のことから導き出されるひとつの事実がありまして、それはタグ別アーカイブの名のもとに内容の薄い似たようなページが量産されているということなんですよね。なんせ 1 つのページに記事のタイトルが 1〜2 項目並んでるだけのものが複数あって、しかもその内容までが似通ってる可能性だってなきにしもあらずな訳です。

SEO は専門ではないので詳しくないのですが、こういった状態を放置しているといわゆる検索エンジンからのペナルティ? を受けて評価を落とされる可能性も高まるような気がしてきまして1、まぁ noindex にするという手もあるようですが、活用もされてないのであれば別に置いておく必要もないかな…と思った訳ですね。

あと、こんな内容の薄いページには当然アドセンス広告もほぼ出てきませんから、置いといても収入にもならないというのもありますね😭

まとめると

  • そもそもタグの導入はプログラムの事情によるものだった
    • なので実はあんまり考えずに導入した
  • タグ付けルールも命名ルールも適当で管理されていない
  • 記事を読みにきてくれた人が活用してくれてる形跡もない
  • 低品質ページの量産を理由に評価を落とされる可能性もある
  • 収入にも貢献していない

以上のような事情や理由を総合的に考えて判断した結果、このまま継続してもあまりメリットはなさそうですし、ここはもうタグ付けそのものをやめて、アーカイブを出力するのもやめよう! ということにしたのでした。

こんなところですね。

そんな訳で

本日は、記事のタグ付けとタグ別アーカイブを出力するのをやめたというお話と、そう判断するに至った理由を書いてみました。

関連する話として、記事検索とアーカイブを辿るための Explore ページへのアクセスも調べてみたら実はほとんどなくて、ここ 1 年間のアクセス数の割合は 1.1% ほど…つまり全タグ別ページを合わせた PV 数と大差ないんですよね。
ただ、これについてはタグの件とはほぼ無関係なので、それはそれで別に対策を考えないといけない部分ではあるな…とは思っております。

あと、タグの削除で各記事ページのヘッダーに空いたスペースをどのように埋めようかっていう話があるんですが、どうしましょうかね。SNS のシェアボタンとかを復活させようかしら。僕自身はそんなの拡張機能とかアプリの機能でやればいいと思ってますが、Web サイトにボタンがないとシェアできないと思ってる人が割といるようなので…

まぁちょっと色々考えます。

  1. ていうかすでに落とされてる気がしないでもない。涙